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プーチン大統領とイラン側、戦略的パートナーシップ協定署名に先立ちモスクワで会談

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1月17日、モスクワのクレムリンでの会談中に握手するロシアのウラジーミル・プーチン大統領とイランのマスード・ペゼシキアン大統領。エフゲニア・ノボジェニナ/AFP/ゲッティイメージズ

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とイランのマスード・ペゼシキアン大統領は、西側諸国を懸念させる可能性が高い緊密な防衛協力を含む戦略的パートナーシップ協定の署名に先立ち、金曜日モスクワで会談した。

ペゼシキアン氏は、昨年7月に大統領に当選して以来初めてクレムリンを訪問し、ロシアの支援を得れば両首脳はイランでの原子力発電所建設に関する合意を最終的にまとめることができるかもしれないと述べた。

プーチン大統領は、クレムリンの壮大な部屋でペゼシキアン大統領に挨拶し、両国の国旗が並んだ華やかなテーブルに座った。

プーチン大統領は「あらゆる協力分野について話し合い、包括的な戦略的パートナーシップ協定に署名する」と述べた。同氏は「われわれは長い間取り組んできたが、この作業が完了したことを非常にうれしく思う」と述べ、これにより貿易・経済関係がさらに強化されるだろうと付け加えた。

ロシア政府は、ウクライナ戦争勃発以来、イランや北朝鮮など米国に敵対する他の国々と緊密な関係を築いており、すでに北朝鮮や緊密な同盟国であるベラルーシと戦略協定を結んでいるほか、中国とも戦略的パートナーシップ協定を結んでいる。

20年間のロシアとイランの協定には、ミンスクや北朝鮮と締結したような相互防衛条項は含まれない見通しだが、両国を世界舞台で悪影響を及ぼしていると見なす西側にとっては依然として懸念を抱かせる可能性が高い。

モスクワとテヘランは、両国の緊密化が進​​む関係は他国に向けられたものではないと主張している。

ロシアはウクライナ戦争中にイランの無人機を広範囲に使用しており、米国は9月、イランに対する使用目的でロシアに近距離弾道ミサイルを供与したとしてテヘランを非難した。テヘランは無人機やミサイルの供給を否定している。

クレムリンはイランのミサイルを受領したかどうかの確認を拒否したが、イランとの協力には「最も敏感な分野」が含まれていることは認めた。

ロシアは過去にイランにS-300防空ミサイルシステムを供給しており、イランメディアではS-400などのより先進的なシステムの購入やロシアの最新鋭戦闘機の購入に潜在的な関心があるとの報道があった。

ペゼシキアン氏のモスクワ訪問は、イスラム反政府勢力がシリアで権力を掌握し同盟国のバシャール・アル・アサド氏を追放し、イラン支援のハマスがパレスチナ自治区ガザでイスラエルに砲撃された後、中東全域でのイランの影響力が後退している時期に行われた。 。

イスラエルはまた、レバノンのテヘラン支援のヒズボラに深刻な損害を与えた。

ロシアもシリアで劣勢に立たされており、中東とアフリカにおける地政学的・軍事的影響力にとって極めて重要な2つの主要な軍事施設を維持しているが、シリアの新統治者のもとでの運命は今や不透明だ。

プーチン大統領は、10月にロシアのカザンで開催されたBRICS首脳会議の傍らで、また同月にはトルクメニスタンでの文化フォーラムでペゼシキアン氏と会談した。

ペゼシキアン氏はプーチン大統領と会談する前にロシアのミハイル・ミシュスチン首相と会談しており、石油大臣も同行してモスクワを訪れており、この分野に対する西側の制裁とその回避方法が話し合われる可能性が高い。

ミシュスティン氏は、両国は運輸、エネルギー、教育、観光、文化分野での協力を深めるために積極的に取り組んでいると述べた。

ロシアはブーシェフルにイラン初の原子力発電所を建設し、2013年に運転を開始し、翌年にはさらに2基の原子炉を建設する契約を締結した。

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