プレスリリース

モルドバ、ロシアの「おとり」ドローン2機が自国領土に墜落したと発表

モルドバは、攻撃中にウクライナの防空を欺くために使用されたロシアの「おとり」無人機2機が日曜日にモルドバ領空を侵犯し、領土奥深くに墜落し、国民を危険にさらしたと発表した。

地元警察によると、隣国ウクライナに対するロシアの無人機攻撃後、無人機は北部のボロセニイ・ノイ村と南部のフィルラデニ村で発見された。負傷者は報告されていない。

ミハイ・ポプショイ副首相は「われわれはこうした攻撃的な侵略を断固として非難し、ロシアの残忍な対ウクライナ戦争を改めて非難する」と述べた。

ウクライナとNATO加盟国のルーマニアの間に位置するモルドバは、かつてはソ連の一部であったが、現在は親西側のマイア・サンドゥ大統領の下、2030年までに欧州連合への加盟を目指している。

2022年2月にウクライナへの侵攻を開始したロシアはここ数週間でウクライナへの無人機攻撃を強化しており、キエフはロシアが10月だけで同国に向けて2000機以上の無人機を発射したと発表した。

ウクライナ当局者は7月、ロシアがウクライナの防空網を制圧し、破壊しようとするために、通常の長距離攻撃用無人機に加え、爆発物を使わずに安価に製造した「おとり」無人機を使用しているとロイターに語った。

ウクライナ当局者らは先に、日曜日の夜のウクライナへの無人機攻撃で、南部オデーサ地域で少なくとも2人が負傷し、建物に損害を与えたと発表した。

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