プレスリリース

モンタナ州議会、トランスジェンダー議員のトイレ禁止を拒否

モンタナ州議会は火曜日、州議会議事堂の女子トイレの使用をトランスジェンダーの州下院議員に禁止する案を拒否し、一部の共和党議員も民主党に加わってこの法案に反対した。

2022年に州議会議員に初当選したトランスジェンダー女性の民主党下院議員ズーイー・ゼファー氏は、立法委員会で禁止案を否決した同僚らを称賛した。

ゼファー氏は「この禁止案が失敗に終わったことを嬉しく思うし、これを私たちが選出されてやるべき仕事の邪魔だと認識してくれた同僚、特に共和党の同僚に感謝している」とXで語った。

モンタナ州の法案の否決は、デラウェア州出身のトランスジェンダー女性、サラ・マクブライド次期下院議員の国会議事堂の女子トイレの使用を禁止する法案で、連邦議会議事堂の共和党も同様の取り組みを行っている最中に起きた。この法案はまだ採決されていないが、共和党下院議長マイク・ジョンソンは声明で、トイレは「生物学的性別の個人」専用にすると宣言した。

共和党下院議員ジェリー・シリンジャーによるモンタナ州の提案では、2つの立法トイレをそれぞれ男性と女性の利用者専用に確保し、染色体、生殖器系、内分泌系によって区別するというものだった。

フラットヘッド・ビーコン紙が首都ヘレナから報じたところによると、共和党議員4人が民主党議員全員に加わり、合同規則委員会の会合でこの法案の否決に賛成票を投じた。

モンタナ州の共和党は2023年、未成年者向けの性別を肯定する医療の禁止を支持する議員らは「手に血を流すことになる」とゼファー氏が発言したことを受け、礼儀違反を理由に議場討論からゼファー氏を沈黙させることに賛成票を投じた。

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