ブラジル警察、2022年のクーデター未遂容疑でボルソナロ元大統領と側近を起訴

ブラジル連邦警察は木曜日、2022年の選挙での大統領敗北後に大統領職に留まるためにクーデターを試みた容疑で、ジャイール・ボルソナロ前大統領とその他36人を起訴したと発表した。

調査結果は木曜日にブラジル最高裁判所に提出され、パウロ・ゴネット検事総長に付託され、検事総長は告訴に同意して元大統領を裁判にかけるか、捜査を放棄するかのどちらかとなる。

元右翼指導者は、2022年の選挙でライバルである左派のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領に敗北した後、大統領に留まろうとしたという主張をすべて否定した。それ以来、ボルソナロは一連の法的脅威に直面している。

他の捜査では、ダイヤモンド宝飾品を適切に申告せずにブラジルに密輸したり、部下に自分や他人の新型コロナウイルスワクチン接種状況を偽るよう指示したりした彼の潜在的な役割に焦点が当てられている。ボルソナロ氏はいずれの関与も否定している。

火曜日、連邦警察は、2022年の選挙後の政府転覆とルーラ氏ら高官殺害の計画を含むクーデターを計画した疑いで軍人4人と連邦警察官1人を逮捕した。