フランスのストラスブールで路面電車が衝突、数十人が負傷、致命傷はなかったと当局が発表

フランス東部ストラスブールで土曜日、路面電車２台が衝突し、数十人が負傷したが、重傷者はいなかったと消防当局が発表した。衝突は午後、市の中央駅近くのトンネルで起きた。

バラン消防救助局の責任者ルネ・セリエ氏によると、さらに100人に怪我はなかったが、ショックやストレスの検査を受けたという。救急隊は130人の消防士と50台の救助車両を派遣し、広い安全境界線を確立した。

「約50人が頭皮の傷、鎖骨骨折、膝の捻挫などの怪我を負い、比較的緊急事態に陥っている。しかし致命傷は無い。もっとひどい状況になっていたかもしれない」とセリエ氏は語った。

ジャンヌ・バルセギアン市長は、衝突は路面電車の逆走によって引き起こされた可能性があると述べ、「残忍な衝突」だったと述べた。調査が進行中だった。