バンス次期米副副大統領、就任式に先立って中国側と会談

米国次期副大統領のJD・バンス氏は、ドナルド・トランプ次期大統領との就任宣誓の前日となる日曜日、中国の韓正副主席と会談した。

トランプ・バンス政権移行チームは声明で、バンス氏とハン氏はフェンタニル、貿易と地域の安定のバランスなど幅広い議題について話し合ったと述べた。

トランプ大統領は、昨年の大統領選挙で勝利した後、中国の習近平国家主席を就任式に招待した。習氏は代わりに韓氏を派遣した。

バンス氏とハン氏の会談は、トランプ氏と習氏の最近の電話会談に続いて行われた。電話会談中、両首脳はTikTok、貿易、台湾などの問題について話し合った。

これは、11月のトランプ大統領の当選以来、知られている限りでは初めての両氏の電話通話となった。

ウォール・ストリート・ジャーナルは土曜日、トランプ大統領が大統領就任後に中国に旅行したいと顧問らに伝えたと報じた。

この訪問が実現すれば、大統領として２度目の中国訪問となる。トランプ大統領は2017年、他の数カ国を訪問したアジア歴訪中に北京を訪れた。