チャールズ国王、新年にはがん治療を軽減できると発言

チャールズ3世国王は金曜日、主治医らは新年にはガンの治療を減らすことができると述べ、この瞬間を「祝福」であり、目覚ましい医学の進歩の証であると述べた。

77歳の国王は、昨年2月に特定の種類のがんと診断され、英国の全国的ながん啓発キャンペーンの一環としてテレビ放送で最新の発表を行った。

「早期診断、効果的な介入、医師の指示の順守のおかげで、新年には私自身のがん治療スケジュールを短縮できるという良いニュースを皆さんと共有することができます」と同氏は語った。

「このマイルストーンは個人的な祝福であると同時に、近年のがん治療における目覚ましい進歩の証でもあります。」

チャールズ国王、がんとの闘病生活が人類の最良の部分に焦点を当てたと語る

バッキンガム宮殿の広報担当者は、彼の治療は今後「予防段階に入る」が、医師らは引き続き彼の健康状態を監視すると述べた。

伝統的にメンバーの私生活についてあまり明らかにしない王室にとって、自身のがん経験や健康状態について公の場で発言するのは異例だ。

バッキンガム宮殿の報道官は、がんの専門家らからのアドバイスは「陛下がご自身の特定の症状について言及するのではなく、あらゆる形態の病気に罹患している人々に語りかけることが望ましい」というものだと述べた。

バッキンガム宮殿は2024年2月、前立腺肥大の矯正手術後の検査でガンが検出されたと発表した。当時、宮殿は彼の治療に関する定期的な最新情報は提供しないとし、ガンに関する詳細も明らかにしなかった。

しばらくスポットライトから遠ざかっていたが、2022年に即位した国王は今年4月に公務に復帰し、式典や出演、外遊など多忙なスケジュールをこなしていた。

バッキンガム宮殿は３月、国王ががん治療による副作用に悩まされ、一時入院したと発表したが、具体的な症状は明らかにされていない。

がん慈善団体の活動を称える4月のレセプションの出席者へのメッセージの中で、国王は自身のこの病気の経験について語り、それが自分に「人類の最高の姿」を見せてくれたと述べた。

大手がん支援慈善団体マギーズは7月、国王と義理の娘キャサリン妃の公の場でのがんとの闘いは患者仲間に多大な影響を与え、病気と闘う困難についてオープンになるよう促したと述べた。