プレスリリース

グリーンランドは売り物ではない、とグリーンランド首相がドナルド・トランプ大統領に応じて発言

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3月15日、グリーンランドのヌークで撮影されたグリーンランドのムテ・ブルップ・エゲデ首相。リーフ・ジョセフセン/ロイター

600年以上デンマークの一部であった広大な北極の島の「所有と管理」に関するドナルド・トランプ次期米大統領の発言に応え、グリーンランドは売り物ではない、とグリーンランドの選挙指導者は月曜日に述べた。

「グリーンランドは私たちのものです。私たちは売り物ではありませんし、今後も売り物にされることはありません。私たちは自由を求める長年の闘いを失ってはなりません」と島のムテ・エゲデ首相は書面によるコメントで述べた。

トランプ大統領は日曜日、元駐スウェーデン特使のケン・ハウリー氏を駐コペンハーゲン大使に任命したと発表し、デンマークの半自治地域であり大規模な米空軍基地があるグリーンランドの地位についてコメントした。

「世界中の国家安全保障と自由の目的のために、米国はグリーンランドの所有と管理が絶対に必要であると感じている」とトランプ大統領はトゥルース・ソーシャルに書いた。

1月20日に就任するトランプ大統領は、この声明について詳しくは述べなかった。

デンマーク政府からのコメントは得られていない。

ピトゥフィク空軍基地のあるグリーンランドは、ヨーロッパから北米への最短ルートが島を経由するため、米軍とその弾道ミサイル早期警戒システムにとって戦略的に重要である。

トランプ大統領は前任期中の2019年にグリーンランド購入に関心を表明したが、この提案は正式な協議が行われる前にデンマークとグリーンランド当局によって即座に拒否された。

当時、デンマークのメッテ・フレデリクセン首相はトランプ大統領の提案を「ばかげている」と決めつけ、その提案を却下したことを「ひどい」と発言し、その後コペンハーゲン訪問をキャンセルした。

フレデリクセンはデンマーク首相の職に留まる。

2009年以来、グリーンランドはデンマークからの独立を宣言する権利を保持している。人口約5万6000人のこの島は毎年コペンハーゲンからの多額の予算移送に依存しているが、これまでのところ移送を控えている。

これとは別に日曜日、トランプ大統領はパナマ運河に対する米国の支配を再主張すると脅し、パナマが中米航路の使用に法外な料金を請求していると非難し、パナマのホセ・ラウル・ムリノ大統領から厳しい叱責を受けた。

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