エリー湖の氷に閉じ込められたカナダの貨物船

沿岸警備隊によると、17人を乗せたカナダの貨物船がバッファロー出港中にエリー湖の氷にはまり、木曜に砕氷装置を携えて到着し船の解放を始めた。

全長663フィートのマニトゥーリン号は小麦を積んでおり、水曜日にオンタリオ州サーニアに戻る途中、バッファローの海岸線沖で氷点下で急速に形成されつつあった氷にはまって立ち往生した。それは木曜日までそこに留まり、四方を氷と雪に囲まれた印象的な光景を湖に作り出した。

「ここしばらく、ひどい冬を過ごしていませんでした。それで、私たちが事件を起こして、しばらくこれを見ていなかった人々は、『何が起こっているの？』という感じです」と、バッファローの沿岸警備隊の捜索救助専門家、ポール・アンジェリロ氏は語った。

五大湖の貨物船は通常、冬でも表面の氷を航行できるが、時折、硬すぎたり厚すぎて突破できない氷に遭遇することがあるという。

沿岸警備隊によると、マニトゥーリン号には損傷はなく、船長と乗組員は無事だった。沿岸警備隊のカッターが木曜午後までに船の周囲の氷を砕き始めた。