オロディミル・ゼレンスキー大統領は、英国による巡航ミサイル「ストームシャドウ」の寄贈は、ロシアとの戦いにおけるウクライナの取り組みの「大幅な強化」であると述べた。
金曜日のリシ・スナック首相との電話会談後、ウクライナ大統領は両首脳が防衛分野での「さらなる協力」について話し合ったと述べた。
これは、ロシアによるウクライナ攻撃継続を受けてベン・ウォレス国防長官が、スナク氏と長距離巡航ミサイルの寄贈を承認することで合意したことを国会議員らに確認した後のことだった。
ゼレンスキー氏はツイートの中で、スナク氏に対し「長距離ストームシャドウミサイルやその他のかけがえのない軍事支援による我が国の能力の大幅な強化」に感謝した。
「我々は更なる防衛協力について話し合い、今後の国際行事の前夜に互いの立場を調整した。 特に、NATOとのウクライナの将来についての明確なシグナルが必要だ。」
製造元MBDAによると、ストームシャドウの射程は150マイル以上で、キエフはロシアの前線の背後を攻撃する能力が得られるという。
英国は、ミサイルがウラジミール・プーチン軍によって占領されているウクライナ領土内の標的に対する防衛目的でのみ使用されるという保証を受け取ったと理解されている。
政府はキエフに提供されるミサイルの数の詳細を明らかにしていない。
ダウニング街の報道官は、スナク氏がウクライナ指導者に対し、「ウクライナに自国防衛に必要な長距離能力を提供するという2月の約束を果たせて喜んでいる」と語った、と述べた。
「首脳らは、特に同国が軍事作戦の強化を準備している中、国際社会がこれまでウクライナに提供してきた支援レベルを維持することの重要性について議論した。
「首相は、ウクライナを確実に勝利させ、公正かつ永続的な平和を確保するという英国のコミットメントを改めて表明した。」
この呼びかけは、ウクライナに代わって英国が開催国に選ばれた後、リヴァプールで行われるユーロビジョン・ソング・コンテスト決勝戦に先立って行われた。
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