スコットランド政府の大臣がジェームズ・クレバリー外務大臣を批判し、同国の外交使節をめぐる対立をさらに悪化させた。
クレバリー氏は先月英国当局者らに書簡を送り、海外の権限ある閣僚の訪問に対して「強化されたアプローチ」を取ることと、外国政府との会合にはウェストミンスター代表が確実に出席するよう要請した。
この動きはスコットランドのアンガス・ロバートソン外相を激怒させ、クレバリー氏が「誤解を招く」発言をしていると非難し、指針の撤回を求める痛烈な書簡を送りつけた。
木曜日には争いはさらにエスカレートし、ロバートソン氏は返答を受け取っていないと主張した。
同氏はツイッターで「私は2週間以上前に外務大臣@JamesCleverlyに手紙を書き、スコットランドの国際活動を妨害する在外英国公使館への指導を撤回するよう求めた。
「まだ返事をもらっていません。
「一般的な礼儀はゼロです。 スコットランドに対する典型的な軽蔑だ」
下院でのロバートソン氏の書簡に対し、SNP国会議員の外国訪問に「厳しい」規則を導入しているとして非難されているクレバリー氏は、次のように述べた。「スコットランド政府の能力と英国政府の留保された立場は明らかだ。 それらは完全に明らかです。
「私は彼と下院に、スコットランドには海外に優れた擁護者がいる、それが私だ、と言いたいです。」
外務・連邦・開発庁(FCDO)の報道官は、「英国政府がスコットランドの声を国際的に抑圧しているという示唆はばかげている」と述べた。
「イーストキルブライドにあるFCDOの共同本部に拠点を置く800人のスタッフは、英国外交政策の形成と実現のまさに中心にいる。
「スコットランド政府の憲法・外務大臣アンガス・ロバートソンは最近、スコットランド問題委員会で、分権政府を支援してきた強力な実績をたたえたFCDOを称賛した。英国のあらゆる分野を促進することは我々のDNAの一部である。」
「外務大臣の指針は、留保された権限が完全に尊重されることを確保しながら、権限を委譲された各政府およびその閣僚と協力して権限を委譲された政策目標の実現に向けて取り組むという英国政府のコミットメントを変えるものではない。」
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